学術大会長 挨拶

     

     第34回学術大会に向けて

     日本健康科学学会第34回学術大会 
      学術大会長 鈴木 仙一 
    (医療法人社団ライオン会 ライオンインプラントセンター 理事長)

    学術大会長 鈴木 仙一

     この度、「日本健康科学学会 第34 回学術大会」を平成30 年8 月に神奈川県歯科医師会の神奈川県歯科医師会館において開催させて頂くこととなりました。伝統ある本学術大会を信川益明理事長をはじめ会員の皆様のご高配でお世話させていただくことは大変光栄に存じます。
     第34 回日本健康科学学会学術大会におきましては、「テーマ「健康寿命の延伸」〜超高齢社会における健康科学の役割〜」をメインテーマとさせて頂きました。超高齢社会の今、健康寿命に注目が集まる中、前回の梶本修身大会長の「安全・安心・快適な健康長寿社会の実現」に引き続き健康寿命をテーマに行います。
     歯科においての健康寿命の延伸は、東京大学の飯島教授が平成24 年から3 年間柏市の2044 人を3年間追跡調査した結果奥歯がなくなることがきっかけで体が虚弱に陥ることがわかりました。つまり、奥歯がないと糖質偏重食になり、ごはんやパスタやパンなどの柔らかい炭水化物を丸呑み早食いするようになってしまい、その結果糖質・脂質代謝異常あるいは骨量・筋肉量低下になってしまいます。
     このような食生活を続けているとアルブミン値が下がり、たんぱく質低栄養になり、それが進んで足腰が弱り要介護になってしまうという事です。
     特別講演の「東京オリンピック・パラリンピック2020」についてはオリンピック3 大会で金メダルを獲得し、鉄棒では月面宙返りを編み出した塚原光男先生にお願いする予定です。また、「食育と健康科学」では、服部学園・服部栄養専門学校理事長の服部幸應先生にお願いする予定です。また、歯科の分野からは、スポーツ歯学について神奈川県歯科医師会の会員の先生や、「子どもの食の問題に歯科がどのように関わるか」というテーマで厚生労働省医政局歯科保健課長にご登壇頂く予定です。
     シンポジウムは「健康食品の品質と安全性確保の基本的な考え方と機能性表示食品制度の運用における課題解決に向けて」をテーマに健康食品認証制度協議会の先生方のご協力で開催する予定です。
     また、一般発表では、健康長寿、食と機能性、運動と健康、疲労、睡眠、抗加齢、精神保健、医療、医薬、福祉、健康機器、健康サービス産業、高齢者福祉、高齢者の健康増進と事故防止、健康政策など幅広い分野からの演題を募集し、具体的で活発な議論を展開出来ればと考えております。
     是非、多くの研究者、看護・介護に関わる方々にご参加頂き、学術交流あるいは多職種連携を深めて頂きますようお願い申し上げる次第です。
     多数のご参加および日頃の研究成果のご発表を心よりお待ちしております。